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ダイヤブロックの歴史
1960年代1970年代1980年代1990年代2000年代

意外なダイヤブロック誕生のヒントから商品化へ。
ダイヤブロック創世記の試行錯誤がここにありました。

ダイヤブロック誕生。発想の転換で鉛筆キャップからブロックへ ダイヤブロック誕生。発想の転換で鉛筆キャップからブロックへ

ダイヤブロックの原型となったのは、実は鉛筆のキャップでした。当時の小学生は学校に行くとき家で削った鉛筆の先が折れない様にキャップをかぶせて行くのが一般的でした。通常、鉛筆は黒の鉛筆と赤鉛筆をセットで使っていたので、二本を同時に収納出来る鉛筆キャップがあれば売れるのではないか…と開発されたのが、ダイヤブロックの元となった鉛筆キャップでした。

災い転じて…?

ところがこの二本用の鉛筆キャップはあまり売れずに大量の在庫を抱えてしまう事になります。困った社員は、このキャップを他の何かに使えないか…!とアイデアを募ります。そして生まれたのがブロックキャップでした。現在のブロックの様につなげてあそべる形状に着目し、改めて店頭で実演販売をしたところ飛ぶ様に売れる大ヒット商品となり、これがダイヤブロック開発へのヒントとなりました。いろいろな物を組み立てて何度も遊べるブロックキャップでしたが、突起が2つだけでは表現に限界があり、組み立て玩具としては不完全な物でした。そこでさらに遊びやすく改良し、玩具として使いやすい形に生まれかわったものがダイヤブロックの原型だったのでした。

初代ダイヤブロック発売。透明パーツのダイヤモンドの様な美しさから『ダイヤブロック』と命名 初代ダイヤブロック発売。透明パーツのダイヤモンドの様な美しさから『ダイヤブロック』と命名

鉛筆キャップを改良した「ブロックキャップ」をもとに生まれたダイヤブロックは1962年10月に発売開始されました。初代のものは白以外はすべて透明のカラーリングなのが特長でした。美しい透明のブロックで作った作品がまるでダイヤモンドのようだった事から『ダイヤブロック』という名前が付けられました。今でもキラキラかがやく透明部品はダイヤブロックの大きな特長の一つです。

ダイヤブロック初のモデルセット発売

ダイヤブロックで最初の組み立て説明書が入ったセットのシリーズがモデルセットでした。プラモデルをヒントに家や建物が作れるだけの部品と組み立て説明書をセットにした物でした。今では当たり前のセット構成ですが当時の組み立て玩具としては画期的な物だったようです。最初に作られたのが赤い大きな三角屋根が特長の「モデルハウスNo.1 ロッジセット」です。この頃の説明書は下から一段づつ設計図のような平面図が描かれたもので、今のCGで描かれた物とはだいぶ違います。

ダイヤブロック初のモデルセット発売
パパの夢も叶えちゃう?世相を表したマイホームブロックの登場 パパの夢も叶えちゃう?世相を表したマイホームブロックの登場

昔のダイヤブロックをご存知の方にお聞きすると必ず登場するブロックが「サッシ」のブロックです。当時「マイホーム」「ベッドタウン」などという言葉が流行し、マイホームを建てるのがサラリーマンの夢…という時代でした。その中発売されたのがダイヤブロック「3DKセット」です。その中に入っていたのが「サッシ」ブロックです。住宅が古い日本家屋から団地など新しい建築様式にめまぐるしく変わっていた頃で、そのなかでも新しい住宅の象徴の一つが「サッシ」だったのでしょう。「サッシ」ブロックは大人気となりこのブロックだけでの別売りもされました。

当時のブロックとしては画期的な、モーター付モデルの登場

ダイヤブロックに初めてモーターが入ったのが1967に発売された「風車セット」でした。モーターで単純に風車が回るだけのシンプルな商品でしたが、自分で作った風車が動くというのは当時としては新しいコンセプトでした。その後オルゴール付きの「オルゴール風車」(写真)も登場しており、「カラスの赤ちゃん」等4曲演奏出来るものになっていました。「走る戦車セット」という商品も同時期に発売されています。こちらはモーターで自走する戦車で、壁にぶつかると自動的に方向を変えるノンストップ機構が付いていました。

当時のブロックとしては画期的な、モーター付モデルの登場
こんなものまでブロックに…異色の国会議事堂(!)モデルを発売 こんなものまでブロックに…異色の国会議事堂(!)モデルを発売

歴代のシリーズの中でも異色のラインナップがこの国会議事堂。国会議事堂をモチーフにした商品なんて後にも先にもこの商品ぐらいではないでしょうか?実際の建物はグレーですが、この商品では白で再現されており、印象としてはアメリカのホワイトハウスに近い感じですね。大量の白ブロックで構成されたこのセットには国会議事堂の建築的な説明まで記載されており、玩具というより建築模型といった趣がありました。この商品は2006年に復刻され、トイザらスでの限定販売もされました。

より幅広い年齢層へ。ダイヤブロックジュニアの登場

1969年「ニューダイヤブロック」という名前の商品が発売されます。後のダイヤブロックジュニアです。ダイヤブロックよりひと回り大きく角も丸い安全なブロックの登場で、より小さなお子様にも遊んで頂ける様になりました。同時にディズニーバージョンや、この年の年末には「メロディーカー」という商品名で、オルゴールが入った商品も登場しています。

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より幅広い年齢層へ。ダイヤブロックジュニアの登場
1970年代へとつづく